おしゃれなファミリーカーを予算400万以内で！個性的な人気の4選を紹介

今だ収束のメドがたたないコロナ渦において人混みを避けなければならない昨今、今まで車を持ってこなかった都心に住むファミリー層による、自動車の購入するケースが増えています。

確かに車だと目的地まで人と接触せずに移動ができますし、ドライブを家族みんなで楽しめるのが、車が持つ最大の魅力だと思います。

また、子どもの人数が増えて、車の買い替えを検討するお父さんも多いんではないでしょうか。

そこで検討される人気ジャンルといえば、やはりミニバンなどのファミリーカーなんですよね。

国産メーカーでも様々なミニバンが出揃っており、まさに最も激戦区なジャンルであります。

もちろん、人気のあるクルマを選べば間違いはないんだけれど、ただ人と同じってどこか面白くないんだよな～と思っている方も実は多いんではないでしょうか。

ハイ、私もその一人でございます。

ただ言ったってサラリーマン、なんでもかんでも高けりゃいいってもんでもないですよね。

今回はそういった方たちにオススメできる、予算400万円以内で、人とはちょっと違う個性的ファミリーカー４選をご紹介します。

 

おしゃれなファミリーカーを予算400万以内で！個性的な人気の4選を紹介

あくまでも個人的主観です。

クルマ選びは人それぞれ、正解なんて違って当たり前です。

その辺りを踏まえてご覧ください。

 

①VWゴルフ　トゥーラン

今日のおやすみクルマはフォルクスワーゲン ゴルフ トゥーランです pic.twitter.com/ZoC3CMJTrT

— メルポル産 (@MerPorSan) April 19, 2021

フォルクスワーゲンが送り出す堅実ファミリーカー

ゴルフの派生車種だけあって、キチッとカチッとしている印象で、さすがドイツのVW(国民車）。

アクのないシンプルなデザインと、運転しやすいサイズ感。

ミニバンといえど、やはりドイツメーカーが作り出すクルマですね。

国を跨いで長距離移動するお国柄、また速度無制限（現在は部分的ですが）のアウトバーンを有する国ですからね、高速域でフワフワふにゃふにゃな乗り心地だとまったく相手されないんですよ。

だから背の高いミニバンタイプだけど、直進安定性も素晴らしいものがあります。

これだとお父さんも疲れ知らずで遠出が可能です。

また、子どもを保育園に迎えに行くお母さんにも扱いやすく、ドイツ車といえど、周りのお母さん達にこれ見よがしな嫌味を感じさせません。

そしてこのトゥーラン、意外と人と被らないんですよね。

 

トゥーランのココが良い所

・なんといってもゴルフの派生車種ですからね、走る・曲がる・止まると云ったクルマとしての基本性能は背の高いミニバンの中でもトップクラスだという事。

走ることが好きなお父さんならオススメです。

・デザイン的に堅実な印象で、ギラギラしたグリルや、装飾で飾ってないのでシンプルなデザインが好きな方にオススメ出来る一台であります。

 

トゥーランの残念な点

・３列シートの設定がありますが、正直３列目は足元が狭く使えた物ではありません。（あくまで補助ということで）

全長が4500ちょっとなのでその辺りはしょうがないですね。

・後部座席の扉がスライドドアではなく、普通のヒンジドアだという事。

子供がいると、子供を乗せたりする事が多いですからね、スライドドアな方が圧倒的に便利なんですが、ドイツはスライドドア=商用車のイメージが強く、勿論トゥーランも設定がありません。

その辺りが許容範囲ならオススメの一台ではないでしょうか。

 

トゥーランの詳細

• 価格　321～451万円
• サイズ　全長×全幅×全高　4535×1830×1670
• 燃費　JC08ﾓｰﾄﾞ　19.3km/Lですが、実質15.0km/Lくらいといったところでしょうか。

>>フォルクスワーゲン公式ホームページ

 

②シトロエン　ベルランゴ

今日高速で見た板橋ナンバーのシトロエンの商用車みたいなのがシブくて逆輸入かなと思ってネットを見たら、ベルランゴとかいう日本正規導入モデルだった。
1.5のディーゼルで燃費もいいし、面白く作ってる。シトロエン版カングーなのかな。イタフラはホント楽しくクルマ作ってイイ。 pic.twitter.com/L3EzOWW20S

— うんろ (@Yandeborn) August 21, 2021

フランス流、遊び心増し増しな、実用車

まずシトロエンとはなんぞや？自動車にあまり興味のない奥様には、聞いた事もないメーカーではないでしょうか。

確かにベンツやワーゲンに比べたら、、、街であまり見かけないですよね。

ただ宇宙船のようなルックスと、フワフワした乗り心地ながらも実は粘りっこい、しなやかな脚が特徴的なシトロエンというメーカーは、実はファンも多いんですよ。

そんなシトロエンから昨年発売されたミニバンがベルランゴなんです。

なんといっても実用的でありながら、内外装の個性はどのメーカーのクルマとも似て非なるものです。

そして輸入車といえど、ドイツ車やイタリア車ほど高くありません。

 

ベルランゴのココが良い所

・実用的だけど、どこかセンスが良いお国柄、車格を重んじるドイツや日本のようなヒエラルキーがこのクルマには一切ありません。

それゆえ隣に高級車が止まろうが、車格が上なクルマが横に並ぼうが、気にならなくなります。

自分は自分、人は人で、他とは違う個性があるクルマはそこが強いんですよね。

また同じ骨格を持つ、兄弟分のプジョーのリフターもありますが、個人的には内外装の雰囲気は、ベルランゴのほうがフランスらしく、オシャレで個性的なクルマだと感じます。

・1.5ℓのディーゼルターボは予想以上の力強さで、坂道でもグングン走ってくれます。

キャンプだったり家族旅行だったり、なにかと荷物を沢山積んで出掛ける事が多いファミリーカーですから、低回転からの力強いディーゼルターボは、なんとも心強くオススメ出来るポイントです。

また1.5ℓディーゼルターボは実燃費も20km/ℓを超える口コミがありますので、ライバルと比べても低燃費で、家計に優しいです。

 

ベルランゴの残念な点

・ディーラーが少ない

私が住む兵庫県も神戸にしかディーラーがなく、姫路からだと50km先の高速に乗って行かないとありません。

さすがに地方だとわざわざ点検の度に、50km先はちょっと面倒です。

・デザインの好き嫌いがはっきりと分かれる。

クルマ選びでクルマの見た目はかなり大事なポイントだと思いますが、このベルランゴのデザインは特に異質です。

僕は大好きなデザインですが、奥さんは好みではないみたいです。

その辺りが悩ましい所てすね。

 

ベルランゴの詳細

• 価格　318〜355万円
• サイズ　全長×全幅×全高　4405×1850×1850
• 燃費　JC08モード　21.2km/L
• 実用燃費は16〜21km/Lといった所でしょうか。

>>シトロエン公式ホームページ

 

③ゴードンミラー　GMLVAN C-01

ゴードンミラーコーナーが出来てた pic.twitter.com/XXA2KaBNwj

— ゆのみ (@gs1200ssmatsu) May 2, 2021

オートバックスが本気で作ったカスタムキャンピングカー

まず、ゴードンミラー？どこの国のメーカーなんでしょ？？

いえいえ、実は日本のカスタムブランドなんですね。

カーグッズ販売大手のオートバックスが手掛ける、キャンピングカスタムブランドで、2019年に発売されたのがGMLVAN-C01なんです。

日産のNV200バネットという商用車に、シートや内装をすべて車中泊が出来るようカスタムされたクルマ。

個人的に和製カングーと思っているNV200をベースに、武骨な印象に仕立てた外装といい、天然のリアルウッドが貼られた内装にキャンピング仕様のシートといい、遊び心満載な一台なわけです。

また個人的に安心なのが、よくあるカスタムショップなどで製作された中古車両を改造したとかではなく、純粋に日産の工場で生産された、新車の正規ディーラー車ということなんですね。

だから普通に近くの日産ディーラーで点検を受けれる所も、おすすめ出来るポイントです。

車中泊が出来るミニバンが欲しいけど、ハイエースだとちょっと大き過ぎるんだよな。

そんな人にぴったりなのがNV200ベースのGMLVAN C-01なんじゃないでしょうか。

 

GMLVAN C-01のココが良い所

・シートを倒せば本格キャンピングカー、快適に車中泊が出来る。

こんな状況だからこそ、人とはあまり接触せずにちょっと旅行に行ったりしたいですよね。

このクルマなら2列目シートを倒せばすぐに寝っ転べる訳です。

例えば出かけ先のサービスエリアや道の駅で車中泊をしたり、お家の駐車場でキャンプ気分を味わったり。

思い立ったらすぐ行動！そんなアクティブに楽しむのには最高の相棒な訳です。

・内外装ともにかなりアウトドアテイスト

無骨なデザインがやはり個性を主張しています。

アウトドア好きならかなりツボなんじゃないでしょうか。

ありふれたファミリーカーではなく、こういったクルマを選択するのも、今どきっぽく、面白い選択肢だと思いました。

 

GMLVAN C-01の残念な点

・ベースが商用車なので乗り心地があまりよくないという事

段差など、もろに跳ねます。

そして、高速時のコーナーもロールは大き目です。

走り面でいえばやはり商用車、走りを求めるのはナンセンスなんですが、やはりそれなりの及第点である事ですね。

ただ街乗りには十分な性能なので、一度試乗するのをおすすめします。

・車両価格が高い

価格が396万円からとなると他モデルでいえばアルファードだって買える訳です。

ベースモデルであるNV200の価格が220万円ちょっとですからね、170万円アップを納得出来るかどうかが、人を選ぶのかなと。

勿論、他のキャンピングカーとなるともっと高価格な訳です。

その点、この装備で新車でこの価格なら僕は欲しい！ですね。

 

ゴードンミラーGMLVAN C-01の詳細

• 価格　396〜429万円
• サイズ　全長×全幅×全高　4400×1695×1855
• 燃費　JC08モード　13.6km/L(日産NV200数値）
• 実用燃費は10～11km/Lといった所でしょうか。

>>ゴードンミラー公式ホームページ

 

④ルノー　カングー

https://twitter.com/renaultshizuoka/status/1428998698168504329?s=21

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本国では商用車、割り切った装備の潔さと、走りの質の高さが魅力

最後はルノーのカングーです。

実はこのクルマ、私の現在の愛車です。

はっきりいって便利な装備や自動運転技術といった、最近のクルマたちに当たり前となった装備は何一つ備わっていません。笑

運転席周りのインパネもまあ安っぽいです。

乗りこむといつも、ああこのクルマは商用車だったんだな。と気づかせてくれます。

でもその割り切りの良さが、意外と落着くんですよね。

スイッチ類なども分かりやすいので、すぐに操作出来て楽です。

 

カングーのココが良い所

・見た目の可愛さとは裏腹に、走りが良い所。

脚は固めですが不快ってことは無く、高速道路のコーナー進入時もスムーズに、フラつく事なく曲がれます。

乗ってて安心感があるので、近所の峠道でも楽しいですよ。

ずんぐりな外見のフォルムと、それでいて意外とよく走ってくれる走りの乗り味と乗り心地がクセになります。

その結果、自動運転技術なんて何一つないのに、長距離を運転しても全然疲れません。

・荷物を載せるにも荷室はかなり広いのでガンガン積む事が出来ます。

ルーフにキャリアを積むための、オプションのルーフレールがしっかりしているので、キャリアに沢山、荷物を積むことが出来ます。

・ちょっとしたキズなら気にならない所。

子供たちがいると、クルマの中でお菓子をこぼされたり、乗り降りの際にカバンがボディに当たったりして傷になったりと、結構子育て中は車が汚れたり、傷も増えるんですよね。

カングーなら完全に道具車として扱っているので、そうしたちょっとしたキズがあっても気にならないです。

 

カングーの残念な点

・すべての人にオススメできるモデルではありません。

特に豪華装備満載な国産高級ミニバンの様なミニバンが好きな人には真逆のクルマです。

はっきりいって質素です。

・スライドドアが異常に重い。

スライドドアがあると、ファミリーカーとしてすごく便利で有難いんですが、カングーのスライドドアはめちゃくちゃ重く、５歳の娘は一人で閉めれません。

国産車では当たり前に付いているオートクロージャーも装備していなく、全開に開けた時から閉める際は、固くてなおかつ重いので、ちょっとしたコツが必要です。

なぜこんなにも閉めにくいのか…。

 

ルノー　カングーの詳細

• 価格　321～451万円
• サイズ　全長×全幅×全高　4535×1830×1670
• 燃費　JC08ﾓｰﾄﾞ　19.3km/Lですが、実質15.0km/Lくらいといったところでしょうか。

>>ルノー公式ホームページ

 

実際に乗ってる人の感想

実際に所有しているドライバーさんの口コミです。

良かったら参考にしてみて下さい。

 

トゥーラン

 

ベルランゴ

 

GMLVAN C-01

 

カングー

 

まとめ

今回は普通じゃ物足りない、人と同じのはどうも…と思う人に向けて、おしゃれなファミリーカーを予算400万以内で！個性的な人気の4選を紹介を紹介しました。

ミニバンといえばやはり使い勝手だったり、各装備など国産のミニバンは素晴らしい性能があります。

ただ、昨今の人気の流れである厳つい顔つきのデザインであったり、クロームメッキが多用されたギラギラなデザインがありふれてしまい、何処かデザインに対して胸やけしそうと思う方も多いんではないでしょうか。

そんな方々に、ちょっと人とは違うコンセプトを持つクルマを選んでみました。

中々、外に出かける事が出来ずらいこのご時世ですが、だからこそ人と合わずに家族でドライブを楽しんで、自然豊かな場所に行ってみたり、会話をしたりして、カーライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。